”你好”の初出が知りたい

 日本語における「今日は」と同等の意味を持つ"你好"であるが、これは親しい間柄では用いられない、とする意見もある。「吃飯了嗎?(ごはん食べた?)」がもちいられると。ここら辺の真偽はよく分からない(※1)。しかし、あるいはやや堅い印象を与える可能性があるとしても、そも外人が喋る分には叮嚀に傾いても支障あるまい。私には関係のない問題だ。
 ここで氣にしているのは、"你好"の初出・出典である。"自然に"形成された語であるなら起源を特定できない可能性はある。それでも文献に初めて登場した年代くらいは特定できるはずであるから、古くより存在した単語であるかはそれなりに断定できるのではないか。現在の私に調べられる事柄ではないが、少し気になるのだ。
 あるいは近代以降に、欧米諸語の影響を受けて定着した語なのかなと思われる。同時に、日本語の「ご機嫌麗しゅう」と同じ発想で生み出された語である可能性も浮かぶ。

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※1 そも中国と云う国は多用性に満ちている。地域・年齢・階層等で用いる言葉に違いがあっても不思議ではない。つまり、「A・Bともに真」である可能性も否定できないのだ。