〜虚雲禅師〜「漫漫白雪,一望无际」と云う文句について

とある中日辞書で「漫漫」を引くと、「漫漫白雪,一望无际」の一文が例に挙げられている。
ふと、辞書に書かれているのだから何か著名な人物の文章ではないかと考える。

結論を述べるなら、此れは「虚云禅师」の文章であるとおもわれる。
虚雲禅師、あるいは和尚と呼ばれているか。
1840〜1959年の生涯であるから近代を生きた御坊様なのだな。

>过黄河遇白雪
>初二日过黄河泊岸。天即鄢矣。无处投宿。只可在岸边。
>摆小生意之茅草棚中趺坐待旦。夜静冷凛及天明
>白雪漫漫一望无际。化为银装世界。深盈尺不辨方向。无路可通枯坐念佛。
>宣化偈曰:
>黄河白雪草茅棚。趺坐观心寒冷侵。
>瑞雪飘飘银世界。虽然有我却无人。